ダブルヒロインで高校生なTVアニメ動画ランキング 7

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のダブルヒロインで高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番のダブルヒロインで高校生なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.1 1 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング1位
ゲーマーズ!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1096)
5161人が棚に入れました
ゲーム好きで“ぼっち”な高校生・雨野景太、学園一の美少女でゲーム部の部長・天道花憐、景太と犬猿の仲の星ノ守千秋、“リア充”だが実はゲーム好きの一面もある上原裕ら個性的なゲーマーの青春を描いたラブコメディー。

声優・キャラクター
潘めぐみ、金元寿子、石見舞菜香、大久保瑠美、豊永利行

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

キャラ付けが実に上手いラブコメ。面白かったです。

原作のラノベは未読なんですが、アニメ3話までの時点でとても楽しく観ています。

タイトルの「ゲーマーズ」= gamers、つまり「ゲームをする人たち」ということで、それぞれのスタンスでゲームをする主人公の雨野くんを含めたメインキャラたちによるラブコメディーです。

各々の言動により誤解が誤解を呼び、すれ違いと混乱に彩られたグチャグチャな人間関係になっていくのを楽しむラブコメディーのようですね。

OPの背景アニメーションも、いろいろなテレビゲームの画面を元にしていてとても楽しいです。

ゲームに限らずオタク特有の「他の人から見るとどうでも良いこだわり」みたいなものを譲ろうとしないために話がこじれたり、特に意識することもなく性格の良さみたいなところから世話を焼いてしまったり、それを見かけて嫉妬したり、実にキャラクターが活きている感じがしてとても面白いです。

そんな物語を紡ぐメインキャラクター5人(第3話時点)は以下の通り。

雨野 景太(あまの けいた): 主人公。もちろんゲームをプレイする以上ある程度上手くはなりたいけれども、ゲームに全てを賭けるということでもなくゲームで遊ぶことを楽しみたいタイプ。ひとりゲームをプレイするためこれまで友達がいなかった。家庭用ゲーム機、アーケード、スマホのソーシャルゲームなどジャンルは問わずゲーム好き。

天道 花憐(てんどう かれん): 音吹高校のゲーム部立ち上げに奔走し、景太をゲーム部に勧誘するも、ゲーム部のゲーム上達に賭けるスタンスの違いから入部を断られる。ソシャゲはゲームと認めず、敵視している模様。スクールカーストでトップクラスの美人。

上原 祐(うえはら たすく): イケメン高身長ということでスクールカースト上位に位置するも、実は高校デビュー組で元々は地味なゲームオタク。ゲーム好きを隠そうとしない主人公を意気に感じ、友人関係に。たぶんメインキャラの中では一番の常識人。

亜玖璃(あぐり): 上原 佑の彼女。自身は特にゲーマーというわけではないが、佑がゲーマーたちとの付き合いのせいで自分と過ごす時間が減っていることに不満を持っている様子。

星ノ守 千秋(ほしのもり ちあき): ゲームに関して景太と非常によく似たスタンスで取り組むものの、ある一点に関してだけは正反対の意見を持っているため景太と話は合うはずなのになぜか大ゲンカになる。


こういう「ちゃんと人間が描けている」作品は、特にラブコメということでなくても大好物です。今後の展開も楽しみです。

2017.8.18追記:
第6話で、とうとう第1話冒頭場面につながりました。ですが、原作ではここからの展開がまた面白いんですよ。

7月末ぐらいなのですが、第1話視聴時には未読だった原作既刊分を読了してしまいました。原作もメチャメチャ面白いです。まだアニメに出てきていないキャラもいるのですが、それも含めてヒロイン勢で今のところ一番好きなのは千秋ですね。

アニメを観てなかったら原作に出会えていなかったかも。アニメ化ありがとう!

2017.9.1追記:
ということで第8話までで原作3巻を消化。ということで次回から原作4巻相当分に突入ですが、アニメでは4巻を全部使い切らずに終わるかもしれないですね。ちなみに原作は8巻まで刊行されています。

2017.9.29追記:
最終回視聴終了。アバンタイトルの三角くんエピソード、原作にもあるんだけど原作でも謎のままです。というか、まさかアニメで一部でも使われるとは思わなかったのですが(笑)。

本編のエピソードも、会話内容は原作準拠。ただし原作では放課後の教室で駄弁っていただけなのが、「ゲーム同好会の合宿で温泉旅館に宿泊」というシチュエーション変更。良改変だったと思います。

前回までの「事実上の本編」と比べると、最終回の入浴シーンの作画は力入ってたな…(笑)。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 64
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

恋の錯綜ペンタゴンですです。

「ですです。」
{netabare}このアニメで最も報われない{/netabare}ヒロイン星ノ森千秋の口癖です。
これが、かわいくてかわいくて耳から離れない。
以前住んでいた宮崎ではよく聞いていて、自分でもよく「ですです。」って言いそうになりました。
相手を強く肯定する言葉に何の執着もありませんが、何故か懐かしいです。

そんなことより、このアニメ、錯綜系ラブコメです。
高校生男女5人が織りなす恋のすったもんだが見どころ。
心の声により、誰が誰にどんな感情を持っていて、どんな勘違いをしているかまるわかり。
互いに翻弄される各キャラの表情が楽しいです。
それでもなお、複雑に絡み合った人間関係を把握するのが面倒。
もつれた糸を引きちぎりたくなります。

しか~し、この作品でもっとも印象に残っているのは・・・
やっぱり、当然、察しの通り「ですです。」です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

もやもやするラブコメ

一言だけ言わせて欲しい…お前らちゃんとコミュニケーション取れw

勘違いから勘違いが生まれて、その勘違いから新たな疑惑が生まれるという
勘違いスパイラルアニメ

キャラはどれもいい人なのに、なぜか噛み合わない。
ほんとこれでもかってぐらいに。

むずむずしながら「あーなんでそうなるかなw」とツッコミながら見てました。
基本的には全員がボケのポジションなので視聴者がツッコミなのかも?

キャラは千秋が好き。声優の声・演技共にあってて「ですです」って言葉遣いが
すごく可愛かった。

続きはすごく気になるので2期があればぜひ見たい

2019.12.06 原作最終巻の読了!
最後まで、面白かったですー

以下、原作ネタバレ注意
{netabare}
中々良いまとめ方だったかな…と
(最近、読んでるラノベの中では)

しかし、光正に自覚があったのは驚いたw
(あったんかい!)って自分も突っ込んだっす。

さて、一応めでたくハッピーエンド?
になった訳ですが…
あの中で結婚するなら誰かを考えてみました。

■エントリーNo.1 天道花憐
きらっきらのブロンド美少女だけど
結婚するとなると、どうだろう?
なんかすっごい束縛系女子な気がする…
子供の躾とか家庭内ルールとかにはとことん拘って
煩そうなイメージ
でも金銭面では雑ゆるで家計を任せるには不安…w

■エントリーNo.2 星ノ守千秋
ワカメ系DeathDeath女子
結婚する…ん~中々イメージ難しい
家事全般ダメそうなイメージ(特に掃除!)
あとなんかずっとゲーム作ってそう…
自分にはお金使わなそうだけど
子供にはめっちゃ甘くて無駄なプレゼント買いそう

■エントリーNo.3 亜玖璃
高校デビューの根はマジメ系ギャル
なんか結婚するイメージは一番あるかも?
前二人のポンコツと比べたら家事出来そう
あと家計はやりくり上手なイメージ
だけどその分しっかり財布握られて小遣い制…
子供には時に優しく、特に厳しくで
良妻、良母になるイメージ

んで、おいら的に誰を選ぶかというと
…ドコドコドコ ジャン!{netabare}コノハさんです!
だってだって、{netabare}夜が{/netabare}凄そうじゃないですか
結婚生活長いからね。そういうの大事。
というか、最終巻で凄い可愛いなと
評価爆上げしたのコノハさんなんです~w
あとアニメの声も超かわいいしw
{/netabare}
って事になりましたw
{/netabare}

どたばたラブコメディ観たい人にはオススメ
あとアニメ気に入ったなら原作もオススメっす!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

75.0 2 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング2位
恋と嘘(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (637)
2920人が棚に入れました
満16歳になると結婚相手が通知される超・少子化対策基本法、通称ゆかり法が施行されている世界を舞台に、少年少女たちの未熟で儚い禁断の恋模様を描く。

声優・キャラクター
花澤香菜、牧野由依、逢坂良太、立花慎之介、谷山紀章、黒沢ともよ、喜多村英梨
ネタバレ

おぼ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

嘘は隠れてなんかいない

原作未読/全12話

若干ご都合主義だが、ある程度はきちんと作られている純愛(?)アニメ。
ただ後半の展開は若干残念なものでしたし、終わり方には「失望」としか・・・・・
※ネタバレありとなしは文章のネタバレ要素にネタバレが掛けられているかどうかの違いで、文章の内容は同じです。

( 'ω'o[総括レビュー]o(ネタバレなしVer.)
{netabare}
{netabare}満16歳以上の少年少女は自由恋愛が禁止となり、国が「国民の遺伝子情報に基づいて決めた」最良の伴侶と恋愛をして結婚しなければならない{/netabare}法律、「ゆかり法」。

その法律の傘下で踊らされる女子高生達の、一筋縄ではいかない恋愛模様を描いた作品。
雰囲気は全体的に{netabare}暗め{/netabare}で、切ない感じの物語になっていました。

物語は、1話目は導入の{netabare}ご都合主義展開{/netabare}を少し捻らせたような感じにして、二話目からは全く作風な変わった、若干{netabare}ハーレムラブコメ的{/netabare}な恋愛を描く構成。

全話のおおまかな感想を言うと、
1話~3話→驚きの展開の連続で面白い!
4話~6話→あれ?面白くなくはないけど若干飽きてきた?
7話~11話→話が進展しない(´・ω・`)
12話→一番やってはいけないENDキタァァ
みたいな感じだったと思います。

特に終わり方は酷く、今まで積み上げてきたストーリーを台無しにするまさかの{netabare}ハッピーエンドww{/netabare}
(しかも何も解決してない)
前半が良かっただけに、後半のグダグダ展開と終わり方がかなり残念な作品でした。
歌とキャラはかなり良かったです。{/netabare}

( 'ω'o[総括レビュー]o(ネタバレありVer)
{netabare}
満16歳以上の少年少女は自由恋愛が禁止となり、国が「国民の遺伝子情報に基づいて決めた」最良の伴侶と恋愛をして結婚しなければならない法律、「ゆかり法」。

その法律の傘下で踊らされる女子高生達の、一筋縄ではいかない恋愛模様を描いた作品。
雰囲気は全体的に暗めで、切ない感じの物語になっていました。

物語は、1話目は導入のご都合主義展開を少し捻らせたような感じにして、二話目からは全く作風な変わった、若干ハーレムラブコメ的な恋愛を描く構成。

全話のおおまかな感想を言うと、
1話~3話→驚きの展開の連続で面白い!
4話~6話→あれ?面白くなくはないけど若干飽きてきた?
7話~11話→話が進展しない(´・ω・`)
12話→一番やってはいけないENDキタァァ
みたいな感じだったと思います。

特に終わり方は酷く、今まで積み上げてきたストーリーを台無しにするまさかのハッピーエンドww
(しかも何も解決してない)
前半が良かっただけに、後半のグダグダ展開と終わり方がかなり残念な作品でした。
歌とキャラはかなり良かったです。{/netabare}

( 'ω'o[観点事のレビュー]o
{netabare}
[物語]/2.0★★☆☆☆
正直あまりストーリー性はなく、そこまで出来は良くなかった印象。原作はもう少し奥深い作品なのかな?

[作画]/1.5★‪⭐☆☆☆
普段の作画も崩れ気味でしたが、キャラデザが・・・・・
もう少しなんとかならなかったんでしょうか。
まあ、可愛いっていっちゃ可愛いんですが。

[声優]/3.0★★★☆☆
普通。李里奈の声はd('∀'*)。御坂の声は若干残念。

[音楽]/4.5★★★★⭐
これは本当に良かった!
OPの独特なテンポはとても好みで、EDの切ない感じもとても良い!
曲だけなら今期1、2を争うと思います。

[キャラ]/4.0★★★★☆
なんといっても李里奈が可愛い!
本当に純粋な所に惚れてしまいました。
それをむやみやたらに扱う主人公は・・・・・

[総評]/3.0★★★☆☆{/netabare}

点数【58点】

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終回、あの会話シーンはナシ!

原作マンガは未読です。「原作が少し気になったので、アニメでお試し」というのが主な視聴動機ですかね。

要は「少子化対策のために様々なデータに基づいて政府が理想的な結婚相手を斡旋してくれる」といった仕組みが制度化されている世の中のようです。

ある意味『アイドル事変』のアイドル議員よりも実現性の点で無茶な設定とも言えるかも。こんな制度を実現しようとしたら「結婚相談所」的なビジネスは壊滅で民業圧迫ここに極まれりという感じですからね。

ということで、ストーリーの評価は設定うんぬんというよりは世界観との整合性という目で見たいところです。

主人公の根島由佳吏(ねじま ゆかり:通称「ネジくん」)は、幼馴染み的に想いを育んだ高崎美咲(たかさき みさき)と政府通知によって定められた相手である真田莉々奈(さなだ まりな)のどちらを選ぶのか?

そして美咲が政府通知の相手であったかもしれない疑惑や、ネジくんの友人であり美咲との間にも何か秘密を共有していそうな仁坂くん、挙げ句の果てには美咲のネジくんへの想いを探るために美咲に近づいたことがきっかけで美咲と莉々奈に深い友人関係が成立してしまったりとか、同時期に放送された『ゲーマーズ!』とは別な意味でいろいろと拗れた話になりました。

12話という話数と原作未完という事情から、最終回での着地点にことさら不満はありません。しかし最終回Bパート、ヒロインふたりがあの会話をする場面において、あの状況は演出的にナシだと思います。

いくら守秘義務がありそうな職種とはいえ、ふたりの会話を他の人が何も動じずに聞いているのは、世界観との不整合という点で極めて不満です。最後のあの写真撮影に応じる点についても同様です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 45

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

僕らは恋をして嘘をつく ただ一つの気持ちを守るために

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 ムサヲ 監督 宅野誠起 構成 高橋ナツコ 音楽 横山克
制作 ライデンフィルム

さあさあ、またまた来ました「構成ナツコ」今まで良かったと思う作品はありません。
いきなりOPドンドンパンパン(笑)変なキャラデザ。
さて1話切りか・・・・んん・・・面白いじゃん!

原作力は高いです。DeNAのマンガボックス連載コミック。
16才になると結婚相手を厚労省(政府ではなく霞が関)が決めてしまう近未来社会。
すべての男女に対する最も理想的な相手をコンピューターが決める。

これは世代によって意見が違うと思います。

10代~30代 ふざけるな!自由恋愛禁止なんてディストピアだ。
40代~50代 結婚できるんならいいんじゃね。国が責任を取ってくれるんだろ。
60代以上  俺は(私は)見合い一回目の相手と結婚して、子供を育てたし添い遂げる予定だよ。

戦後復興期の日本人の多くは適当な相手(年齢だけは順守)と適当な見合いをして、ほとんどは離婚せず同じ墓に入るのですが、
すでに忘れられた歴史なのかもしれませんね。
統一教会の合同結婚式などと言うネガティブな事件(?)もあったし。

この作品は16才になって予定通り結婚相手の通知が来た少年少女の、
恋愛観、人としての成長、忘れられない想い、社会環境、家族
を比較的丁寧に描いた社会派恋愛アニメです。
そして、物語としてとても面白い物でした。
悩みも深くなく、流され、周囲に祝福されたり、初恋の相手と語ったり。
この作品に違和感を感じた人は、社会状況と言うものの理解が足りないかもしれません。

脚本は相当こなれています。大ベテランですからやればできる子ですね。
連載中なので結末は描かれませんが、社会がこういう形で回っている以上、
個人の結婚相手が誰になろうとあまり意味がないことだと思います。

男女が出会い繁殖活動をすると言うこと。
恋の部分が抜け落ちていますが、一生添い遂げたとしたら尊いものでは無いと言う資格など誰にも無いでしょう。
この社会では、恋は病気として丁寧に対処しているようです。
ディストピアかユートピアか?これはSFではなく現実の一つのありようです。

人口を増やすために最も適した方法はハーレムです。
歴史が証明していますね。
でも、男性すべてに人権を認めるとしたら、この作品の設定になります。
戦後日本が最も成功した社会主義国家であると言われたゆえんでもあります。

会話は丁寧過ぎず、若い男女の迷える心を感じさせて好感が持てました。
「月がきれい」と対応するもう一つの赤い糸。
16歳は迷ってこその青春です。
『初恋は成就しないほうが幸せになれるよ』(私の言葉ですw)

追記
ひとつ気が付いたことがあります。
16才で政府通知が来るとして、内容が結婚相手の名前でない可能性があります。
「この状態では結婚できない」という通知が来た場合。
感染症や重大な性嗜好の問題です。
早い時期に本人や家族が気づいて治療を行えば高い確率で治癒できます。
現代は完全放置、または無視された状態で危険な人生が待っていたりします。
同性愛の問題も早期協議次第で解決可能なんではと思います。
性と言う重大な問題に蓋をしてしまう現代社会への問題提起となる作品かと思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

75.3 3 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング3位
ドメスティックな彼女(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (473)
2044人が棚に入れました
幼いころに母を亡くした高校生・藤井夏生は、高校の教師・橘陽菜へ密かに想いを寄せていた。叶わぬ想いと心の中へ押し込み、ふと誘われた合コンに参加した夏生は、そこで出会った橘瑠衣と、なりゆきで初体験をしてしまう。そんなとき、父が再婚することに。父の再婚相手と一緒に夏生の目の前に現れたのは、なんと陽菜と瑠衣だった……。ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、ピュアで禁断過激な三角関係がスタートする。

声優・キャラクター
内田真礼、日笠陽子、八代拓、佳村はるか、小原好美
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昼ドラ好きでしょ?ほらほら認めちゃいなさいよ

原作既読


実は今期(2019年冬クール)で一番の期待株。ドロドロした恋愛ものを安定供給する週刊少年マガジンから旬な作品が届きました。
原作は20巻超え(2019年4月現在)で完結してませんので、区切りいいところで切り上げてくれりゃいいやと広い心で待機です。

高校生ナツオ♂くんは同じ学校の新任教師ヒナ♀先生に密かに恋心を抱いてる。
高校生ナツオ♂くんがその日合ったばかりの子ルイ♀と成り行きでヤっちゃう。
高校生ナツオ♂くんの父親が再婚相手として連れてきた相方さんの連れ子姉妹がヒナ♀とルイ♀でした。
かくして家族になった3人が平穏無事なわけもなく・・・ 

家庭内(ドメスティック)の彼女さんということで、どう転んでもドロドロの愛憎劇待ったなしの状況です。
恋愛ものは心情描写が肝だったりしますが、そこらへんはどうなんですかね。ある程度リアリティを担保しとけば残りは、

 荒唐無稽な設定に全力で踊るキャラ達

を堪能する。身も蓋もない言い方すれば、

 {netabare}昼ドラ act by 高校生{/netabare}

を満喫する。の心持ちで臨めばイケると思います。殺人なしの火サスと置き換えてもいいかもしれません。船越英〇郎氏の出番です。そこに元妻共演するくらいにとろみのある仕上がりでした。
渋谷・恵比寿を背景に椎名林檎リスペクト系と勝手に私が思い込んでいるOPが昼ドラ感に拍車をかけます。
{netabare}あのスクランブル交差点の真ん中でピアノを弾いてる唇が色っぽい女性はいったい誰だったんでしょう?{/netabare}


原作の一巻からわりと忠実に作られてたのは好感でした。
出合う女性けっこうな確率で主人公♂に好意を寄せる展開をハーレムと捉えるかはご自由に。繰り返しになりますが、昼ドラを高校舞台にやっちゃうところが面白い作品です。
ただし視聴者ウケはどうなんでしょうか?
{netabare}・主人公がどっちつかずで優柔なだけじゃん
・ヒナ生徒に手を出しちゃだめでしょ
・ルイ一緒に風呂入るとかエロ見せたいだけじゃね?
・シュウさん不倫野郎がなにいい人ぶってんだよ
・モモただのヤリ〇ンじゃねーか{/netabare}
一人くらいは「こいつダメ」と自分に合わないキャラ・不快なキャラを見つけられるのではないかと思います。
リアタイでのそこそこボロクソなつぶやきも肴にしながら全12話完走しました。私は満足してます。

不満があるとすれば、もっと“内面のドロドロとした心情描写”を期待してたこと。そこは原作よりパワーダウンしたかしら。
そのくらいで、『ただのエロ』ではない “どうしようもできない自己矛盾の言動” は描かれてたと思います。恋って愚かで素敵です。


■評価する理由
処女性を尊ぶアニメが多いのでたまにはこういうのもいいよね、が一点。
行動の不整合は「だってリアルだとそんなもんじゃん」を評価する、が一点。
設定は荒唐無稽な感じがしますのでフィクションと俯瞰して見ることができます。コッテコテの修羅場はノゾキ趣味に最適。艶っぽい描写もあるので下世話な視線で視聴するのも悪くないですが、描かれている人間は等身大です。

あり得ない行動にも背景がある
なんでそんなこと言っちゃうの?には心情が見える

「はあ?なんでそうなっちゃうわけ?」
キャラがおかしい言動をした時にその前後関係や人物相関で見えてくる部分はけっこうありました。こう見えて「惹かれる」「抑制する」「嫉妬する」「我慢できない」「傷つく」が丁寧に描かれた良作だと思います。



■ウケないキャラ造形
主要キャラだと、文芸部長の葦原美雨(CV小原好美)と夏生幼馴染の栗本文哉(CV江口拓也)くらいじゃないでしょうか。
藤井夏生(CV八代拓)、橘瑠衣(CV内田真礼)、橘陽菜(CV日笠陽子)、柏原もも(CV佳村はるか)らは済ませるものは済ませてます。

{netabare}「知ってる人は知らない人を見下すようなこと言うじゃん?」1話ルイ{/netabare}
{netabare}ルイが誘ったのもナツオが受けたのも元はと言えばヒナの煽りでした。二人が背伸びする気持ちわかるでしょう。{/netabare}

スタートラインに立ってからの物語です。済ませるもん済ませてるからこそ理性と欲望の揺れ動きに説得力が出てくる。
表面上のエロい部分は童〇ホイホイの側面があるし、一方で〇貞は直視できない男女のどうしようもなさの側面もあったり、パラドックスを抱えてたんじゃないかと思います。そういう背景もあって葦原さん、文哉、アレックスが安パイの憩い役として貴重な存在でした。


■ご都合展開カモン
気になったのはこれくらい
{netabare}・墓石に「南無阿弥陀仏」(笑) 原作では「藤井家」だったような気がするが。
・ヒナが一人ナニしてるのを目撃した翌朝。ヒナの左手のズームに顔を赤らめるナツオだが、そこは右手でだったような。
・修学旅行中なんだしカーテン閉めようよ。いや花火見ながらの魅力には敵わなかったか、無念。{/netabare}


■ラストはけっこう好き
ありきたりですが。
{netabare}絶望を創作に繋げ、魂削って小説を仕上げるのっていいですね。やっとナツオがひと皮むけた気がする。{/netabare}
{netabare}振り返ると最初の小説読んだヒナはナツオの想いに触れナツオに傾いてくし、ルイはナツオのヒナへの想いに打ちひしがれる。作品の重要箇所に小説あり。{/netabare}


愛憎劇昼ドラ系アニメって他にあるのかな?
ピュアっピュアなものの合間に箸休めで鑑賞したくなる作品でした。



※オマケ
その1 流されない男子は素直に尊敬します
{netabare}ナツオの理性の防波堤。モモの家で踏みとどまったのは偉いというか凄いな。{/netabare}

その2 脚本に渡航さん
{netabare}5.7.9話を担当されてたようです。回毎どうこうというよりもキャストに江口拓也さんがいる時点でもうねww 
祝!俺ガイル3期決定!{/netabare}



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2019.09.16追記


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴


2019.04.06 初稿
2019.09.16 追記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「少年漫画誌掲載でそこまでやりますか」的な、流石の流石景原作アニメ。

略称:「ドメカノ」。原作は「週刊少年マガジン」掲載で、2019年1月現在だとコミック単行本は21巻まで出ています。

原作未読で第1話冒頭をみると「???」な疑問符だらけの流れで本作品は始まります。少年漫画誌掲載作品では暗黙の禁忌とされているっぽい、現役高校生と現役教師の恋愛も扱う異色作品となっています。

本作品のポイントのひとつは主人公の藤井夏生(ふじい なつお)とヒロインである姉妹の橘陽菜(たちばな ひな)、橘瑠衣(たちばな るい)の一般的に見れば非常識な行動、そして夏生の父親である昭人(あきひと)や姉妹の母親である都樹子(つきこ)の倫理観とのギャップでありましょう。
(親世代目線で子供たちの行動を考えると、いろいろと頭おかしい作品です。)

おそらく今回のアニメ化範囲には含まれないであろう21巻の半ばくらいで、主人公の藤井夏生(ふじい なつお)はある女の子から「そんなの… そんなの不潔よー!!」と言い放たれていますが、実際夏生くんの行動遍歴をかいつまんで考えるとそう言われても仕方がない主人公なのであります(笑)。

本作品は、一応は「ハーレムラブコメ」になるんでしょうか。でも場面としてのコミカルな要素はあっても、ストーリー的にあまり「コメディ」要素は無いような気もするんですよね。

ナツオ視点で視ると特に序盤は少年漫画、中盤以降あるいはヒナ姉視点で視ると青年漫画っぽくもあり、ルイ視点で視ると少女漫画っぽくもあるハイブリッド作品と言えるかもしれません。

このレビューを書いている時点(第3話まで放送)では、原作コミックスでいうと2巻の冒頭1/5くらいのところまで進んでいる感じですね。ストーリーはこの第3話までほぼ原作準拠と考えて良いと思います。このアニメ化で原作をどこまで消化するかは不明ですが、おそらくは原作8巻あたりの区切りがよさそうなところで適当に終わるのではないかと思います。

なお、巷ではクズだのゲスいだの言われている気がする主人公の夏生くんですが、実は私は嫌いではないです。

というか、ストーリー自体を俯瞰してみるとそのように言われても仕方がないとは思うのですが、彼自身はきちんとモテ要素を備えているとは思います。

余談:
原作者の流石景先生は、同じく週刊少年マガジン連載作品を描いている瀬尾公治先生と並んで「少年漫画誌であるマガジンでメロドラマ的なドロドロの恋愛マンガを描く」という流れを担っておられる漫画家であります。

奇しくもお二人ともマガジン本誌で「袋とじ企画」として本編コミックス単行本には含まれないエロシーンを含む漫画を複数回掲載したという共通点がありますね。

余談その2:
原作は序盤が終わると以降は意外と「出版業界マンガ」でもあったりしますが、アニメの尺ではその辺はあまり描かれずにスルーされるような気もします。

2019.2.2追記:
第4話にて、原作でも笑ってしまった「あんパンと牛乳」がアニメでも再現されました。当事者が直接対面してしまうという意味では、実は意外にもドメカノ初の修羅場回。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。

原作でいうと7巻までのエピソードを消化して、アニメの最終回をうまくまとめるために8巻からエピソードを拾ったという感じでしょうか。

たぶん続編は作られないとは思うのですが、この終わり方なら作ることになっても今回出さなかったキャラについて適当な登場エピソードを設けて、うまく軌道修正はできると思います。1クール作品としてはうまく纏めたのではないでしょうか。

ちなみに私は瑠衣派か陽菜派かでいうと、陽菜派です。(← たぶん少数派)
もしかしたら、私はけっこうダメ人間が好きかもしれません…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

そのままゴール!!!ゴラッソォォォ!!!アニメ化も決まったぁぁ!!!

事前情報ほとんどなしで視聴

お話のざっくり概要
合コンで中抜け誘われてほいほいついてったら
「ここで私とHしてくんない」
いきなりの事後から始まる物語。そして二人は家族になる…
そんな感じ

開幕から飛ばしてる作品っすねw ブラつける所、妙にリアルでエロかった
タイトル名から察するに義姉、義妹と
すったもんだの末、最終的にどちらかと付き合う流れなのかなー。

ひなちゃんの方が好み。日笠のくせにかわいいとは生意気だ(ビクンビクン)
でも{netabare}あんなに大量にビール飲んでたら将来絶対デ…おっとこれ以上いけない、"わがままボディ"になってしまうと思うから{/netabare}将来性は、るいちゃんの方が良いかと。

登場人物について一話時点での感想
{netabare}
なつお…なんか小説書いてるのかな?なろう系なんかな?
ひな……泣いてたし、絶対付き合ってる彼氏に何かトラブルが出てるんだろうと思った。
るい……大人になりたいって言ってたのは、母親かひなに関連してるんじゃないかな
父親……いや相談の来週に中古家買うって、ちょっと息子の事ないがしろにしすぎなんじゃ…
母親……なんか元夫の文句ばかり言ってたってフラグ立ててたから、元夫が登場する流れかな?
メガネ…名前わかんないけど、たぶん説明役だね。ご愁傷様。君は一生女性に縁がないよw

性描写あるくせになんか淡泊な表現なのよね。
まぁその方が逆にエロく感じる不思議w
{/netabare}

2話感想
{netabare}
なつお…意外にめんどう見は良いっぽい。天パが悩みらしい。
ひな……なんかこじれてるっぽいね。相手の浮気とかかな?
るい……ぼったくりバーのキャバ嬢。お風呂一緒ってどんだけ自分の体に自信あるんだw
父母……なんでチャイム鳴らしてんの?23時なんだし鍵開けて入って来いよwおかしいでしょw

合コン抜けてヤってたのは友人連中にそのうちバレるんじゃないかなー
一緒に暮らしてるのもそのうちバレそうw
{/netabare}
3話感想
{netabare}
なつお…先週も思ったけど、ショートコントの才能あるよ。小説家やめて俳優なろうw
ひな……やっぱ不倫だったか。なんかそんな気はしてた。なんかその内、なつおとヤりそう…
るい……先週気づかなかった、玄関ではスリッパ脱いで。パジャマ姿かわいいけどくつろぎ過ぎぃw
メガネ…すげーいい奴。こんな出来た友達いないぞ。妄想では美化しすぎだけど、中身は確かに良い。
父母……あんたらギャグ要員なん?
津田……味のあるオカマ?インパクトあるw なんかオカルティックナイン思い出したw

メガネ家族すげー遺伝子だな。家族全員いい人。
あんなうざい友達の悩み相談に真剣に付き合ってやって、且つ家にも泊めてやるなんて
おいらだったら、女連れ込んだ時点で叩き帰すけどなーw
{/netabare}
4話感想
{netabare}
なつお…小説家ってやっぱなろうなのかな?問いただす時の言葉がかなり稚拙に感じた。
ひな……るいなつおの行動に感化されたんじゃなく、流れで別れてそうだからもう一波乱ありそ
るい……ナニコレ昼ドラみたいw 普段は表に出さないだけで感情の起伏が激しい娘なのね
しゅう…ゲスの極み的なすっごいクズ男。頑張って卒論書くからヨリ戻そうとか言ってきそう
津田……修羅場の見れる喫茶店www 商魂たくましすぎぃ! いくら払えば行けますか?
それにしてもナポリタンうまそうね。
{/netabare}
5話感想
{netabare}
なつお…あの状態から我慢するなんて、やるやん。もっと流されるダメ男かと思ってたから見直した。
るい……誰と付き合うかは私が決めるってスタイルかっこいい。なつおにも見習って欲しい
もも……すごい人数www 肉食系にもほどがある。ただかなり不安定な精神なのかも?

看病部分で理解不能な出来事が起こりました。
{netabare}
ヒロインが風邪で倒れる →ごく普通のイベント
それを主人公が看病する →定番だよね
なぜかその日に限って他の家族の帰りが遅い →よくあるよね
着替え&体拭くから手伝って →まぁここまでは良くあるパターンなので理解できる
{netabare}
座薬入れる → 理解不能wwwww 予想の斜め上どころか遥か上空の大気圏レベル
{/netabare}

なんだろう…んーと、とりあえず普通の予想は超えてくる作品だとはわかりました。
{/netabare}
{/netabare}

ギャグとしては面白いけど、恋愛ものとしてはまだいまいちわかんない。
まぁメインの3人も、今自分の気持ちが見えてない状態で、
新キャラのももが気づかせてくれる存在になるのかなと
細かい感情の動きよりは、インパクト重視な点が週刊連載物っぽいですね。
多分、次のページめくった時のインパクトとかを重視してるのかなと…
これが少年誌って事に戦慄を覚えますけどw

~8話まで
{netabare}
予想が外れて、ももはあんまり絡んでこない…

くずお…こんなやつもう名前で呼ぶ価値無し。絶対コイツ二股するよ!(断言)
るい……掌クルックルしちゃうけど、かわいいっすw正直ひなより好きになったw
ひな……ちょっと素直なった。一人暮らし始めたら、くずおとズブズブな関係なる
津田……キャーふんどし!サイコー!素敵☆ このアニメのメガネとの双璧の良心♪
{/netabare}
やっぱマスター出てくるとギャグとして面白いわぁー マスター観たいから観てるまであるw

~10話まで
{netabare}
浮気現場抑えられるの図
やっぱ、くずおだった。るいを泣かせるんじゃねー!グーパンものですぞ。

くずお…嘘ばれた際にさらにさらっと嘘重ねるこれぞくずおの鏡。そもそも嘘つくなら根回ししとこ。
るい……やっべ超かわいいです。メガネが「くずおなんかやめてさっさと俺と付き合えって」行くしか
ひな……食事の合間にキスするってどんだけー。なんか学校でもしてるし。バレる予感しかしない…

んー、そうだなぁ、るい、ひなは男を見る目が無い。
(母親も元夫はひどいやつだったらしいし、遺伝なのか?)
メガネにしとこ。絶対、大事にしてくれるよ。
くずおもすぐバレるような嘘つくんじゃないよ。あれ、ももにも根回ししてないでしょ?

自分だったらもう少しマシな嘘をつくよー
{netabare}
くず「実は今ヒナ姉の料理の味見に付き合わされてるんだ」
くず「ヒナ姉からは特にルイと月子さんに内緒にしといてって言われたんだけど、」
るい「どうして内緒なの?」
くず「隠れて練習して二人を驚かせたいんだとよ。だから俺から聞いたって事は内緒な」
るい「そっか…それなら仕方ないね。ヒナ姉の料理じゃ大変。胃腸薬用意しとこうか?」
くず「そこまではいらないよ。だからまぁちょくちょくそっちで食べるよ」
{/netabare}
ってな感じで嘘と真実を少しずつ織り交ぜた上で内緒にする事を相手にも同意させるんだよー
ん?くずお感がマシマシになったって? 大丈夫、どっちにしろくずおだからw
{/netabare}
るいちゃん、すごい可愛い…

最終話まで
{netabare}
え?これで終わり??2期こないの?
んー、原作買えって事なのかなぁ…でもこれをレジに持っていくのはへたなエロ本よりも恥ずかしいかもw

ラマンのマスターもこれが見納めかぁそれにしても入れ墨すごw 銭湯入れちゃうのかよ!
やっぱメガネすげーいいやつ。こんな親友なかなかいない…

くずお…受賞おめでとー(棒読み)
るい……嫌いになる言ってたのに、今度はそっちがずぶずぶなるんかぁぁい!(でもるい可愛いw)
ひな……やっぱりバレたね。フラグ立てまくってたし…、多分くずおが粘着ストーカーになりそう
父母……んーあんたら最後までギャグ要員の域を出なかったね。

ラマンのマスターが超お気に入りっす。今期1位のお気に入りキャラですw
おっさんのふんどし姿でテンション爆上げしたのは初めてかも?

座薬とか、女性のもなぴーとか中々無い所に突っ込んできている作品で
原作は少年誌だけど袋とじらしいっすw 一体どこにいくつもりだマガジンwww
でもこのチャレンジ精神は嫌いじゃない!
{/netabare}

OPの曲めっちゃ好きです。はよ買わないと…
それにしてもCMのインパクトが強すぎて大爆笑してしまったw

見終わっての感想としては明らかに物語は途中なので
2期欲しいなーと思った次第。もっと見たかった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

67.7 4 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング4位
おねがい☆ツインズ(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (355)
1940人が棚に入れました
主人公の神城麻郁は、プログラム開発と高校生活を両立させて、一人暮らしをしている高校一年生の少年。両親を知らず施設で育った彼は、自分の出生に関することを調べていた。
手がかりは、1枚の写真のみ。写っているのは、自宅らしき場所と、そこで遊ぶ自分らしき男の子と妹らしき女の子の2人だけ。しかし偶然にも、木崎湖の UFO騒動を取り上げたテレビ番組で、その自宅らしき場所を発見し、2年後にその家を借りて一人暮らしを開始したが、それ以降、何も手がかりはなかった。
そこに、彼と同じ瞳の色をした2人の女の子、宮藤深衣奈と小野寺樺恋が現れる。2人とも例の写真と同じ物を持っていて、自分が麻郁と双子だと名乗る。どちらが双子なのか判明しないまま、奇妙な共同生活を始める3人だが、やがて深衣奈と樺恋は、麻郁に恋心を抱く様になる。

声優・キャラクター
浪川大輔、中原麻衣、清水愛、根谷美智子、鈴村健一、新谷良子、田村ゆかり、三浦祥朗、金田朋子、井上喜久子、保志総一朗

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

どちらが本当の双子かな?

在宅プログラマーとして仕事をしながら高校へ通っていた神城麻郁(かみしろ まいく)。
麻郁は1人暮らしをしていたのだが、そこへ自称・双子の妹の宮藤深衣奈(みやふじ みいな)と小野寺樺恋(おのでら かれん)が現れて同居する事となる。
本当に兄妹なのか分からないまま時間だけが流れていくのであった。

いきなり現れた2人の妹候補。
実際に直面したら驚くでしょうね。
麻郁も始めは戸惑っていました。

プログラムの仕事をしながら学校へ通うのは忙しくて大変です。
学校の授業や行事、家での家事や仕事などをしながらでないと普通の学生生活を送れないですから。
麻郁が苦労人だという事が分かります。

1人暮らしでも大変なのに一気に家族が2人増える。
設定としては面白いですが、「妹」というのがなぁ……
何だか「妹」という存在が大きすぎるような気がします。
たとえ今まで別れて育った兄妹が再会しても、すんなりと状況を受け入れる事には抵抗があるのでしょう。
1枚の写真が兄妹の証拠といわれても、すぐには信じられないです。

本当の妹は誰なのか。
これが一番の鍵なるのでしょう。
果たして2人のどちらが妹なのか。
全部視聴しなくても途中で誰が妹か分かります。
どちらが妹なのか……ネタバレになるので禁則事項ですね。

妹候補が2人いながら、甘酸っぱい青春恋愛物がベースとなります。
どちらが妹か分からないまま麻郁の事が気になる存在に。
兄妹であれば同居するのに問題はありませんが、他人となると同じ年頃の男女が同居する事は問題になるでしょう。
ただし、他人でないと麻郁の恋人にはなれない……
家族という絆が無くても恋人になりたい。
深衣奈と樺恋も辛い立場です。

本作品は『お願いティーチャー』の続編にあたります。
同じ登場人物が出演するので、本作品を視聴する前に『お願いティチャー』を見る事をおススメします。
所謂、最優先事項ですね。

恋愛対象とするには色々と障害のある立場。
果たして誰が妹なのか。
妹でなくても麻郁と同居できるのか。
「真実はいつも1つ」などと某探偵作品のような事は言いたくないですが本作品には妹候補が2人。
しかも妹候補が2人でありながら恋愛対象も2人。
2人のどちらが妹なのか分からないと奇妙な同居生活が続く事となります。
正確に血縁関係を調べるのであれば遺伝子検査をすればいいと思うのですが、お金がかかりますし物語としても面白くありません。

色々とツッコミ所はあるのですが、考え出すと退屈な作品になってしまうので、あまり気にしないほうがいいのかな。
『お願いティーチャー』の登場人物を見る楽しみもあります。
ハーレム展開が嫌いな人だと難しいかもしれません。
話の本筋としては、麻郁を好きになった妹候補2人の揺れ動く乙女心を楽しむような作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

禁断の愛!でも禁断じゃないかも!←これがイイ!!(≧∇≦)

本作は「おねがいティーチャー」シリーズの2作目です。
今回は主要メンバー総取り換えです!(笑)

「おねティー」メンバーも登場しますが
脇役に徹しています(笑)

そして今回の主役は家族を探すために
引っ越してきた3人の高校生たちです。

男、女、女、の組み合わせですが
女の子のどちらかは男の子と兄妹でもう一人は赤の他人という
まさに仕組まれたかのような設定で物語は進んで行きます!

このあり得なさも気にならないくらい
3人の揺れ動く気持ちにハマりっぱなしでした!(笑)
3人とも青春してます!そこが良い!(^^)


前作の「おねがいティーチャー」は見ていなくても
概ね問題無いですが見てると小ネタも分かって面白いです!

このアニメはオススメですよ♪(^^)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

う~ん 微妙^^

学園恋愛もの。

「おねがいティーチャー」の続編

続編なんだけど、主人公&ヒロインは代わります。
でも、前の主人公とヒロインも登場します。

話と云うか、設定に無理がありすぎで、あんまり感情移入できませんでした。

主人公で、高校1年生の神城 麻郁(かみしろ まいく)は、幼い頃から両親を知らずに、施設で育っています。
麻郁には、一人、妹がいるのですが・・・。

今は、幼い頃に撮った写真に写る(そこに住んでいただろう)家を借りて、一人暮らししています。
そこに、同じ写真を持った二人の女の子がたずねて来ます。

その写真には、麻郁と妹と思われる女の子と二人で写っているのですが・・・。

この写真を、この二人の女の子がそれぞれ持っていて、自分が麻郁の妹だと言います。
こうして3人暮らしが始まるのですが、妹ならこのまま二人で一緒に住めるが、違うなら出て行かなくてはいけなくて・・・

でも、二人共、麻郁の事を好きになってしまい、妹では告白も出来なければ、付き合うことも出来ない訳で・・・
妹か、恋人になれるか、二人のジレンマと、どっちが妹なのかが見もの?の展開です。

要は、妹か、隣に住む幼馴染か・・・という事です。

2年前にこの作品を見たのですが、「おねティー」ほど印象がなくて、イマイチ覚えていません。^^

まぁ、その程度・・・の作品なのかな?(ファンの方にはすみません。)
でも、恋愛ものが好きなので、嫌いじゃないんです。
(^^;

「おねティー」や、妹系が好きな人は、観ても損ではないかと・・・^^

OP:「Second Flight」 作詞 - KOTOKO

この曲も好きな曲の一つで、たまに「おねティー」のOPと一緒に聴いてます。^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

69.0 5 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング5位
あまんちゅ!~あどばんす~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (213)
826人が棚に入れました
 伊豆の町で生まれ育った小日向光と、東京から引っ越してきた大木双葉。ともに夢ヶ丘高校に入学した二人は、スキューバダイビングと日常の何気ない出来事の中に、たくさんの幸せを見つけてきた。かつては何事にも消極的だった双葉だが、明るく前向きな光のおかげで一歩前に踏み出す喜びをいくつも経験。さらに、双葉は念願だったオープンウォーター・ダイバーの実習にも合格し、次はアドバンスド・オープンウォーター・ダイバーを目指すことに。一度きりのかけがえのない高校生活は、まだまだこれからが本番。素敵な日々は終わらない、二人でともに歩む日々が続くかぎり、ずっと。

声優・キャラクター
鈴木絵理、茅野愛衣、大西沙織、梅原裕一郎、伊藤静、久保ユリカ、井上喜久子、山本亜衣、加隈亜衣、洲崎綾

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

日常、ときどきダイビング。(たまに、オカルト風味(笑)。)

『ARIA』で有名な天野こずえ先生作の漫画原作『あまんちゅ!』のアニメ化作品です。

伊豆の海にある海の家兼ダイビングサービスの「あまんちゅ屋」と静岡県立夢ヶ丘高校周辺を主な舞台とする「日常、ときどきダイビング」なお話です。

タイトルに「あどばんす」が付かない『あまんちゅ!』というのがアニメ化の1期目で、「あどばんす」は2期目ですね。1期目からのキャラの関係性の歴史の積み重ねを踏まえた上で2期目である本作を観た方が良いでしょう。

「日常、ときどきダイビング。」は原作についていたキャッチフレーズ的なもので、アニメでもダイビングの描写よりは日常パートに時間が割かれている気がします。それでもたぶん「あどばんす」の方が1期目よりはダイビング描写は増えたかも。

というのも1期目では主人公のてこ(本名: 大木双葉(おおき ふたば))がもう一人の主人公ぴかり(本名: 小日向光(こひなた ひかり))に誘われてダイビングに興味は持ってオープンウォーター・ダイバーの資格取得を目指す期間のお話であるため、取得に必要な実習の描写はあってもなかなかダイビング描写に尺が割かれない展開だったのに対して、「あどばんす」では初級ながらも一応「ダイバー」であったということが大きいと思います。

とはいえやはり多くの尺が日常描写、それもお祭り的なイベント事などに割かれて、またそれに係わって新キャラなども登場し、賑やかなお話になりました。

そんな中でてこの意外な能力(?)も披露され、ちょっとオカルト風味というか不思議体験的な出来事もあって、1期目以上に幻想的な要素のある作品になっています。

なお1期目同様にキャラのデフォルメ描写は健在で、私は気にならないのですが一部の不評を買っているのは相変わらずのようです。

「日常の全てが大切」みたいな、思春期特有の煌めきのようなものがまぶしく感じられる作品です。幸せな青春を過ごした人には共感を、過ごせなかった人には羨望をもたらすのではないかと思います。

合う人には合うと思いますが、退屈に感じる人もいるかも。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

貴方も幸せを見つけることができます

この物語を見たら、あなたもきっと幸せを見つけることができます。

幸せは、日常生活のいたるところで見つけることができます。
しかし、落ち込んでいるときには、その幸せを見つけることができません。
自分は不幸だと思い、下ばかりを向いてしまいます。

でも、下には幸せは落ちていません。

ゆっくりでもいいので、前を向いて歩くのです。
そうすれば、幸せがいたるところに満ち溢れていることに気づきます。

ほんのちょっと視点を変えるだけでよいのです。
それで幸せが見つけられるのです。
そのことに、このアニメは気づかせてくれます。

てこは、昔は内気で暗い性格でした。
でも、ピカリと出会ってから、信じられないほどに成長しました。
自分ができないことを、今はできないと認めつつ、それでも一歩ずつ前に進むように努力してきました。
てこは、いつの間にか、頑張り屋さんに変わっています。

ピカリは、幸せを見つけるプロです。
ピカリの行動を見ると、確かに、ここにも幸せがあった。あそこにも幸せがあったと気づかされます。

あなたも、日常生活の中に幸せを見つけてみませんか?
きっと素晴らしい日々を送ることができますよ(^_^)。

そして誰でも、人生は、いろんな人が周りで支えてくれていることに気づきます。
「ありがとう」という感謝の気持ちを素直に言葉にしてみましょう。
そうすれば、より深く幸せを感じることができるでしょう。

最後に、この物語に出てきた素晴らしい言葉があります。

『過去と人は変えることができないが、自分と未来は変えることができる』

確かにその通りだと思います。
人に対して不満を言うよりも、まずは自分を変えましょう。
そうすれば、必ず未来は変わります。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

相棒(バディ)になるために、自立する

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1期に比べ、やや百合成分とファンタジー成分が濃くなったが、安定の癒し系作品。キャラや空気感は流石で、3ヶ月、癒され続けました~♪

唯一残念だったのは、肝心のダイビングの作画かな。もしそこを、P.Aや京アニレベルでやってくれれば、、、というのは、流石に贅沢言い過ぎですね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「何でもない時に集まれるのは、特別な人だから」
「ダメな時は現実で、良い時は夢だと思うのはもったいない。良い時も現実」
「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」
「欠点とかコンプレックスを上手に受け止めると、立派なチャームポイントになる」

1期同様に、名言がたくさん出ましたね。空気感も前作の良さをキチッと引き継いでいましたし、相変わらず癒し成分がこんもり。

ただ、「ダイビング」と「友情」にポイントをしぼった1期に比べ、ファンタジー的な要素や、百合百合しい描写も増え、ちょいと雰囲気は変わった印象でした。

これは好みの問題だと思うのですが、個人的には1期のリアル路線の方が良いなと思いました。本作なら5話や12話みたいな話。

まあ、天野さんは、4話や7~9話みたいな「日常生活に入り込むファンタジー」を描くのが得意な方ではありますが、「ARIA」のような元々ファンタジー要素が強い世界観ではドンピシャでしたが、「あまんちゅ」は現代の日本を舞台にしているので、ちょっと戸惑ってしまいました。

本作に限って言えば、ファンタジーは(せめて4話程度に)抑えて、百合ももっと抑えて、王道の友情・成長物語&ダイビングの魅力を伝えていくような作品が良かったのではないかな~と。

だから、リアル路線での見処だった、てこのアドバンス取得、成長を魅せる部分は凄く好きでした。最終話のナイトダイビングなんかは分かりやすいけど、1話目のシャワーシーンでなんの躊躇もせずにみんなの前に裸で出る、みたいな部分など(初めの頃のてこなら、絶対にやらないだろうから)、日常の細かなところに仲間との絆の深まりや、逞しく成長した様を観られて感動しました。1期のてこは、ただただピカリに憧れて、手を引かれながら自分の殻を破ろうとしていた雛鳥、って感じでしたが、大きく青い空を知り、そこを親鳥(ピカリ)と並んで自由に飛ぶために、どんどん成長をしていく。そんな感じを受けました(それがレビュタイです)。実際に、ピカリもてこからたくさんの「素敵」をもらい、学んでいましたしね。

にしても、やはりピカリは稀有なキャラクターだなと思います。ボーイッシュとも違うし、突拍子もないことはするけど、がさつなわけではないし。元気で積極的だけど、本当は恥ずかしがり屋でたまにちょっとネガティブで。男前で女の子らしい素敵なキャラクター。例えば、お風呂で水着外しちゃって恥ずかしくて出られなくなったシーンとか、普通の(ピカリ的立ち位置の)アニメキャラなら、気にせず出ようとして周りが焦る、みたいになりそうなもんです。でも、絶妙なラインでちゃんと女の子なのが素敵だし、物事の良い面だけを自然体で捉える、大好きなキャラクターです(風呂のシーンで初めてピカリに萌えましたw 細すぎないのも、健康的でピカリらしくて良いですね)♪

あと、てこ役の茅野愛衣さん、流石の演技力です。てこは「心の中の声」も多いんだけど、普通の会話とちゃんと演じ分けされてました。「心の声」の時は、ややトーンを落とし、話し始めを少し溜めるような感じで、普通の会話は、語頭からパーンと声を出すような感じというか。目を閉じて聞いてもちゃんと違いが分かるので、凄いなと。


最後に一言。1期からずっと思っていることを。

あの(制服の)スカート、走りにくそうw

3期あったら観たいですね♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目○
相変わらず、仲良しだな~。シャワーの後、全裸を恥ずかしがらずに出ていく てこ に、成長(強くなった)と、仲間との関係性の深まりを感じたり。1期最初のころの てこ なら、間違いなく、(女同士でも)恥ずかしがって出ていかなかった気がする。ガラケーから、スマホに(笑) この作品、ダイビングの作画がショボいのが、致命傷なんだよね(汗) ピカリが刀で、てこ が鞘って感じかな。「何でもない時に集まれるのは、特別な人だから」

2話目
君の名は(笑) 秘密が嬉しい、か。信頼関係やな。花火の作画はわりと頑張ったかな、時間的に。

3話目
ダイビングの怖さをちょこっと。てこの成長をちゃんと。何気に、てこの服装がエロイ(笑) どんなイビキやねん(笑) 他人と過去は~って言葉は、松井秀喜さんも言ってたよね、昔。素敵宣言。(作画以外は)どこまでも美しい作品だな。

4話目
久々に制服だが、相変わらず走りにくそうだ(笑) ふらいんぐうぃっちかな? 夢の中だから(笑) 夢の中で夢に気付くの、楽しいよね。ちょいと小説的な話。

5話目○
ふ~ん、ダイビング知識だね。何気にテクニック必要なんだね。まあ、厳しくしないとね、命に関わるし。でも、なぜ初心者を最後尾にするの?

6話目
ハロウィン。一番嫌い(馴染めない)行事だな(笑) ピカリ、妙なテンションだな(笑) 百合百合してますなw 変態じゃかねぇか(笑)

7話目
夜の校舎の階段の静けさ。多分、海の中に似ているんだろうね。だから、嫌いじゃない。ピーター、スゲェ反射神経と身体能力(笑) 姉ちゃん先輩、照れてるw 「楽しい時間はいつか終わるから、ピカピカに輝く」。あまんちゅにしては珍しく、恋愛成分多目。

8話目
なにやらファンタジーだよな~。ちょい微妙。

9話目
まあ、姉ちゃん先輩含め、この作品で恋愛話やるとしたら、ファンタジーでしかできないということなのかな。ほ~、ブルーストライプ(笑) 先生だったのは、意外。まあ、誰が一番素敵かと言うと、間違いなく弟君先輩だなw

10話目
年越しか~。弟君先輩、いつもハーレムだな、蹴られるけどw あまり百合百合するのもな~。一人の時より、大勢の時の方が孤独を感じてた、か。欠点とかコンプレックスを上手に受け止めると、立派なチャームポイントになる。

11話目
ことりちゃん、このぐらいのファンタジーなら好きだな。え~、こころちゃん、男だったの(苦笑) ビックリだわ。

12話目
良い最終回でした。やはり、こういう作風が良い。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

60.9 6 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング6位
僕らの雨いろプロトコル(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (80)
253人が棚に入れました
母と妹との3人で暮らす高校2年生・時野谷 瞬。 事故による父の死と、妹の怪我をきっかけに、熱中していたゲームを辞めて、 今はeスポーツカフェ 「FOX ONE」で働いている。 幼なじみのゲーム友達と付き合いながら、バイトと勉強に明け暮れる瞬だが、 突如、「FOX ONE」に膨大な額の借金があることが発覚する。 借金返済のため「ザクセリオン・チャンピオンシップ」で優勝し、 賞金獲得を目指す瞬たち一同。 後ろめたい気持ちを抱えながら、 オンラインゲームの世界に再び飛び込んだ瞬の前に現れたのは、 かつて一緒にゲームをプレイしていた「ばくれつ君」だった。 未だ見ぬ出会いと経験、そして激闘… 瞬は時に悩みながらも、仲間たちと歩みを進めていく。 ゲームを通じて動きはじめる彼らの世界。 少年と家族。そして、仲間たちの物語──。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

eスポーツをテーマにした青春ストーリー

eスポーツが題材なアニメは新鮮ですね、瞬たちの恋愛模様は気になるのでそういったドラマは面白かったけど、いろいろと細かい事が気になる作品

作画はかなり悪くて顔が歪んでいます、eスポーツのプレイ画面が昔のゲームみたいだし、ずっと同じゲームだからプレイ画面の絵に変化がないし、毎回同じような展開ばっかりで代わり映えしないので見ていても面白くない
eスポーツの専門用語?が多いけどまったく説明されないので何言ってるのかわかりません・・・
eスポーツは詳しくないですけど、本当にプロの大会なの?
洗練されてなくてプロには見えないです
あと、未来が見える設定もeスポーツの良さを伝えるテーマにしては余計だと思う、普通に対戦すればいいじゃないの

瞬のチームメンバーのキャラクターは良かったけど
瞬の家族関係の話は余計だと思った、妹のブラコンがかなりヤバいし、手術受ける受けないでぐだぐだしていたのも微妙、プロゲーマーになるのは反対だったのに手術代をもらったらちょっと考え方変わった母親にもモヤっとした。
私が母親だったら絶対受け取らない、子どもの友達からお金受け取るってどういう親ですか? 店長の経営のまずさもそうだけど、お金にだらしない大人しかいないのはかなり残念

清純派女優がeスポーツ出場はキャラじゃないって言ってたけど、芸能界って競争激しそうだし、意外な一面あったほうが人気出そう 
だらしない私生活していることがバレるほうがよっぽど致命的なような・・・
ドラマ何本も出ているような女優がドアノブ壊れてるボロアパートに一人暮らしもあり得ないでしょ
ガスマスクして電車乗ったら改札で止められるでしょう・・・
ユウが瞬とネットで話すとき、いつも同じ服着ているし肩が半分露出しているのは最先端のファッションなの?

そんな感じでいろいろ雑で残念だけど、瞬や女子2人のキャラデザはいい感じだし、チムメンの雰囲気が良いので見ていて嫌な感じはしないです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【評価辛目】コア層以外エイム不可

【物語 2.5点】
eスポーツを描いたというよりも、eスポーツを舞台にしたオリジナル青春アニメ。


シリーズ構成は、結末を決めて、そこから逆算して当てはめていく、一般的な帰納法ではなく、
作中を生きるキャラの織り成すドラマを積み重ねていく演繹法により構築。

演繹法は作品をつかめなかった視聴者にとっては、まとまりがないとの余韻が残りかねない諸刃。
本作はさらに視聴者を誘導する脚本が粗雑で、諸々“投げっぱなしジャーマン”を喰らった感覚で怪我するリスクが増大。


私は昔、とあるFPS(一人称視点シューティング)のオンラインお気軽クランにてヘッポコ一兵卒やってました。
そんな私の観点は適切かは分かりませんが、
架空のFPS「XAXXERION(ザクセリオン)」で競うeスポーツを描いた本作。
FPSの押さえる所は押さえていてニヤニヤさせられました。

即死判定のヘッドショットを決めるか回避するかがゲームの肝になるため
照準(エイム)を散らすためにジグザグに動いたり、
通路へはニャ~とジャンプで飛び出してみたり、逆にそのパターンを読まれて狙撃されたりw

ただFPSというゲームジャンル。世界ではメジャーでも日本ではマイナー。
そもそも“ライトユーザー”や普段ゲームしないアニメファンにとっては、
ヘッドショットで即死を大前提とした舞台設定の入り口で躓く危険性。

その上にさらにスポーツ系FPSにありがちな、陣取り要素も絡めたマッチアップが大会ルール。
終盤その駆け引きが熱い!と訴えてくるわけですが、ルールを完全理解した上で堪能できた視聴者がどれだけいたのだろう?との疑問が残ります。
私も細かい部分を質問されたら答えられる自信はありませんw


メイン題材であるゲームの解説(チュートリアル)ですらこの有様なのですからドラマ部分は言わずもがな。
ただ分かる人だけ分かれば良いという障害を乗り越えた先には、
興味深い人間模様が詰まっており個人的な視聴満足度は割りと高め。
特に幸福に関する価値の倒錯が生み出す雰囲気が独特で味わい深かったです。

主人公・瞬の妹・美桜は事故で下半身が不自由で不幸なはずだけど、
事故以来ゲームをやめて世話してくれる兄との日々は幸せ。

ヒロイン・悠宇(ゆう)は芸能活動しつつ事務所で内緒でゲーマーやってる。
世間的には芸能界の方が陽向で、ゲームなんて日陰のはずなんだけど、
瞬たちと一緒に青春できるゲームの方も幸せ。


かつて社会から落伍者と白眼視されたゲーマーたちが、ゲームを信じてプレイし続けて、
日陰を突き抜けた先に、“いい学校、いい会社”に入った大人たちより賞金が稼げるeスポーツの夢を掴む。
近年最大級の価値観の倒錯であるeスポーツ現象が、
上記の幸福の倒錯と混ざり合ってなんとも言えない風味を醸し出しています。


ただチュートリアルが不親切なゲームのことを世間一般ではク◯ゲーと呼ぶのもまた事実であり(苦笑)
普段、私は例えク◯ゲーでも自分さえ満足できれば高得点付けちゃうイカれた愛好家ですが、
本作の場合はそれで高評価は何か違う気がするので、ここは断腸の思いで基準点割れの物語2.5点で。


【作画 2.0点】
アニメーション制作・Quad

構図等は野心的だが画力が伴わず不発。

例えば、eスポーツカフェ「FOX ONE」周辺のきらびやかな蛍光色が目を引く、
サイバーパンクな川越市の街並みを表現した背景美術。

倒錯した幸福感が極まった時の雨天描写。
世間にとって陰鬱でも僕らにとってはこれが青春さ。

祭りの日、瞬にプロゲーマーの道を極めるため{netabare} 妹を捨てるよう{/netabare} 人生の取捨選択を迫る睦生。
示された夢は、祭りの非日常感とも混ざりあった朧気な幻影のようでもあり。

絵コンテレベルでは意気込みを感じる場面が多々あるも、
作画カロリー不足により心に刺さるまでは至らず本当にもったいないです。
金欠は「FOX ONE」店長だけで十分ですw


視聴者を唖然とさせたのはゲーム「ザクセリオン」の“しょぼいグラフィック”
イマドキのゲームってもっと超絶グラでリアルなんじゃないの?との悲鳴が多数聞こえて参りましたがw

こちらに関しては多少の擁護を。
多くの競技者を募るeスポーツに採用されるようなゲームは、
高性能PCやゲーム機だけでなく、低性能機やスマホでも接続プレイできる幅広いクロスプラットフォーム対戦を実現している物が多く、ザクセリオンもその一つ。

例えば初回グラボを“ロースト”して解像度向上させる描写など機器性能による違いの描き分けもできており好感しました。
しかし、ここもスマホ版ザクセリオンのプレイ描写で分かる人にはクロスプラットフォームだと分かる描写があるのが、後半というのが何とも手遅れ感。

またザクセリオンは圧倒的グラフィックで世界観に没入させるリアル系FPSではなく、
明快なグラフィックでゲーム性を高めるスポーツ系FPS。

例えばジャングルを超リアルに描かれたら標的が視認できずゲーム性が損なわれますw
高レベルプレイヤーは床の材質による足音の違いから索敵しショットを決めるというウンチクからも、
ちゃんとeスポーツ取材した上で敢えて壁・床の材質も把握しやすい簡素なグラフィックのゲームにした意図を汲める人は汲めるのですが……。

それでもやはり作画やグラがしょぼいことには変わりないので、
ここも泣いて馬謖(ばしょく)の作画2.0点で。


【キャラ 3.5点】
主人公高校生少年・時野谷 瞬

ヒロイン・三枝 悠宇(さえぐさ ゆう)
女優として人気を獲得しつつある少女。
瞬の中学時代のオンライン上のゲーム仲間“ばくれつ君”でもあり、
正体を隠して、想いを寄せる瞬に接近する。

もう一人のヒロイン・稲月 望
瞬とリアルでゲーム仲間やっていた一年先輩の幼馴染属性。
悠宇の瞬へのアタックにより、望自身も瞬への恋慕を自覚する。

この辺りの三角関係までなら、ゲーマーがそんなに簡単にモテますかいw
とツッコミたくなる都合の良い凡庸なメインキャラ構成。


スパイシーなのは、そのトライアングルに{netabare} 兄のワイシャツの匂いを嗅いで悦に浸るw{/netabare}
超激重ブラコン属性で割って入る妹・時野谷 美桜(みお)
(※核心的ネタバレ){netabare} 実は身体的障害は既に癒えており、歩行を妨げているのは兄との共依存関係という幸福への執着。{/netabare}
という幸福の倒錯という本作の作風を象徴するキャラクター。
特に第9話はブラコン史に残る怪エピソードとして記憶に刻まれそうです。


さらにキャラ相関の闇鍋感を高めたのが、瞬と同じ先読み能力を持ち、
瞬をゲームを極めるあっち側の世界へと誘う強豪「SLEEPING OWL(スリーピングアウル)」メンバー・睦生(むつき)

無駄を削ぎ落としゲームに集中するため、家族を捨て、友人を捨て、
さらに{netabare} 食事はカレールーをストローで吸引w全裸でゲームをプレイw{/netabare}
と能率追求の極端なデフォルメが目立つ睦生。
ですが、プロゲーマーとはストイックな物との印象を持つ私。
実は彼が一番プロゲーマーのイメージに近いキャラでした。

アマチュア高校生の瞬たち「team FOX ONE」がそんなに簡単にプロには勝てないだろ?
との不満を抱いていた私にとっては、ストイック変人・睦生は壁として溜飲を下げさせられる貴重な存在でした。

そういう意味では、後半ようやく壁にぶつかった「team FOX ONE」に
遊びの延長ではなく統計データに基づいた地道な練習を課した
佐藤 星詩流(さとう せしる)の“鬼コーチ”ぶりも良かったです。

ただ睦生にせよ星詩流にせよ主人公に試練を与えるのが遅すぎた印象も。
できれば彼らを序盤から活躍させ主人公を挫折させるか、
瞬たちの中学生時代を深掘りして、プロ級の才能の根拠を明確にするか。
ここも構成にもう一工夫欲しかったです。


【声優 4.0点】
脚本、作画の援護射撃に期待できない以上、キャスト陣にかかる負荷は大きい。

ですが主演・瞬役の小野 賢章さんの夢のため何かを捨てるか否かの葛藤。

ヒロイン悠宇(ゆう)役の雨宮 天さんの清楚な女優の外面、ズボラなプライベート、人が変わる凶ゲーマーぶりの多面性表現。

望役・水瀬 いのりさんの瞬たちの、包容力のあるお姉さん属性が恋に落ちて余裕を無くす時。

この豪華声優陣ならばカバーなき無茶振りもこなします。

正直ヒロイン天ちゃんじゃなければ私もリタイアしていたかもしれません。
平凡な三角関係に天ちゃんとか、いのりんとか無駄使いだしwと思うこともありましたが、
愚痴りつつ、{netabare} 自室で裸を見られて動揺する{/netabare} ラッキースケベな天ちゃんのヒロインボイスなどは美味しく頂くのが私の声優ファン魂でもありw


妹・美桜役の麻倉 ももさんは序盤と後半でガラリと印象が変わる難役を好(怪)演。

あとは松岡 茉優さんはイケメン無双主人公だけでなく睦生のような変態ラスボス役でも実に突き抜けた怪演で魅せてくれますw


【音楽 4.0点】
劇伴はMONACAの面々が、会話劇を軽快に後方支援する「Ordinary」などの日常曲から、
前面で決めに行く“処刑用BGM”「Wining Protocol」まで、
得意のエレクトロ成分で恍惚感あふれるサウンドを提供。
サントラは結構お気に入りです。


OP主題歌はSennaRin「S9aiR」
作曲・編曲・澤野 弘之氏がオーケストラと勇壮なコーラスという特色を削ぎ落として提供したエッジの効いたテクノ曲。
一度、澤野氏がシンセサイザーだけで劇伴担当したSFアニメとか観てみたいと思ってみたり。

ED主題歌はsomei「Another Complex」
無難な青春バンドサウンドが、雨と人間模様の憂鬱が深まるに連れ、徐々に心の拠り所にw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

品質は微妙なアニメですが、eスポーツには興味あり!ですが…微妙な展開に…。う〜ん。そして、勝ったら全て解決しました!

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.31

 勝ったら全て解決エンドでした。まだ、スタートラインに立ったばかりの様な気もしますが…。問題はプロになってからでしょう。

 勝てばクララも立つし、ユウもゲームOKになるし、ゲームカフェの借金も返済出来るってもんよってこと?

 ラスト、チームは何か良い雰囲気で終わりましたが、キモウトちゃん、あれ程ウザかったのに改心早すぎじゃね?主人公の瞬が色々悩んだの何だったのかな?

 他チームのホモとは良いライバルになれた様です。ストーカー化しそうでしたが…。

 主人公の瞬さん、結局、ダブルヒロインのどちらも選ばないし、ドロドロした人間ドラマを展開していた割にはサクッと終了!これならeスポーツの方にもう少し力を入れた方が良かったかな?

 全てが中途半端で、印象に残るのが酷いゲーム画面だけと言う謎の作品でした。

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 7話まで観ました。2023.11.19

 チームは何だかんだで快進撃します。プロも視野に入ってきました。しかし、主人公がグチグチ悩みます。

 ライバルはゲームのために学校も辞め、人間関係も断った地獄鬼みたいな勝負師で、主人公はこのライバルの誘いにも動揺します。

 ただ…、日本のプロゲーマーはまだ賞金とチームの給料だけでは食えず、ゲーム配信やYouTuberとして稼いでいる現状なので、人間辞めた様なキャラは持て余しそうです。

 海外のプロも、選手としての寿命が短いので、現役中に名を売り、引退後は配信者的なインフルエンサーとして生きていくセカンドキャリアもあるそうです。

 そのため、暴言を吐いて炎上するたぬかなみたいな人も多いとか…。

 その点、本作品の主人公は安泰です。無条件に兄好きな妹、自ら口説いてくるダブルヒロイン、友達思いの男衆二匹…。
 
 何だろ…。観ていて涙が出るほど恵まれています…。無条件モテ男の良くある恋愛モノと、あまり変わりませんね。
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 6話まで観ました。2023.11.18

 青春+eスポーツな本作品ですが、皆様のおっしゃる通り、売物のeスポーツ部分すら上手く描けていません。

 主人公の悲惨な身の上話が6話で明らかになりますが、どうでも宜しい!eスポーツと何も関係あらへん!

 もう少し、eスポーツについて調べてからアニメ化するのが宜しいでしょう。

 青春モノとしてはダブルヒロイン+ブラコン妹で主人公の勝ち確定、他の男キャラはモブの優雅な世界です。これ以上の発展はあらへんのやー!(魂のシャウト)

 世界的に人気のeスポーツですが、少し調べれば抱えている問題は明らかです。

 まず、選手のピークが10代後半で、20代前半で引退する選手が多いことです。

 これは、選手の育成システムが確立しておらず、人間の生理的ピークが競技能力のピークだと言うことを示しています。

 運動競技でも、体力的ピークは20歳くらいですが、鍛錬と経験で肉体的ピークが過ぎても一流で通用するのは良く知られた話です。

 この、選手としての寿命が短いことと、アマチュアとプロの境界が曖昧なまま、高額賞金大会が開催されていることが、魅力と制御不能性から来るカオスな状況を産みだしています。

 10代がピークで一番稼げるとなると、部活とかの学校的秩序内でコントロール出来ず、ドロップアウト組を生み出す社会問題になっています。

 現在、学校内秩序でコントロール出来ないスポーツに取り組み、学校から離脱すると、一流選手になって稼げ無かった場合、出身階層から下降します。アウトローのスポーツ、スケボーではこの兆候が顕著だそうです。(米国の話)

 主人公がブランクがあったり、競技に専念出来ない環境にあるのに強いのは、超能力があるからと作中で説明されますが、ガンダムのアムロじゃ無いんだから都合が良すぎです。

 eスポーツの闇も含めて魅力を描けない、競技画面もショボい、チョロインが多すぎる…。今の所、良いとこがありません。
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 2話まで観ました。2023.10.18

 ハイ!美少女ゲーマー頂きました!他のレビューサイトでも話題になっておりましたが、こんな女子いね〜。しかも、片手間でゲームやっている奴がプロに勝てるのかな?

 eスポーツでも、負傷して引退する選手が多いそうです。コンタクトスポーツじゃないのに怪我をするということは、相当厳しい環境で戦っているんですね。

 何か、eスポーツを舐めている感じがしますが、大会メンバー揃った様なので、次回が楽しみです。

…………………………………………………………………… 

 1話観ました。2023.10.10

 eスポーツを題材にした珍しいアニメです。肝心のゲーム画面が酷いということで、話題になっております。

 FPS(一人称プレイヤーが戦うシューティングゲーム)とか、やったことが無いので詳しいことは分かりませんが、確かにグラフィックがPS2レベルです。

 動きも悪く、棒立ちのマスケット銃兵が、相手の白目が視える位置まで行進して、装填!狙え!撃て!的なテンポです。ナポレオン戦争オンライン?

 贔屓目に言っても西南戦争オンライン位の雰囲気で、るろうに剣心なら刀だけで活躍出来そうです。キャラが持ってる銃はスナイドル銃かな?スピード感はありません。

 しかし、アニメとしての品質は微妙ですが、個人的にeスポーツ業界には興味があるので、視聴継続です。

 ただ…、美少女ゲーマーがゴロゴロしている展開になりそうですが、それはやり過ぎな気はします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6

69.9 7 ダブルヒロインで高校生なアニメランキング7位
風夏(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (429)
2133人が棚に入れました
両親がアメリカへ行くことになり、姉妹と一緒に暮らすため東京の高校へ転校生てきた榛名優。
内気で人付き合いが苦手な彼のコミュニケーションツールは、もっぱらツイッターでのやりとりがメイフィールド。
引っ越してきた街を散策していた優は、ツイッターのチェック中に目の前に現れた少女、秋月風夏とぶつかってしまい……。

内気で人付き合いが苦手な榛名優と、不思議な魅力を持つ少女、秋月風夏。
2人の前に現れる優の幼馴染、氷無小雪。

音楽が紡ぎ出す新たなラブストーリーが今、始まる――。

声優・キャラクター
Lynn、早見沙織、小林裕介、小松未可子、斉藤壮馬、興津和幸、高橋美佳子、大西沙織、本渡楓、日笠陽子、沼倉愛美、三橋加奈子、中村太亮

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「バンド×ラブコメ」は実は王道…?

同タイトルの少年マンガ原作。私は『君のいる街』までの瀬尾公治原作長編は読んでいますが、『風夏』は原作のほんの序盤しか読んでいませんので初の(事実上の)原作未読作品となります。

主人公が読者をイライラさせることでは定評のある(?)瀬尾公治先生ですが、今回もその流れは変わらない模様。じゃあそんなマンガ作品が嫌いかというと、意外と瀬尾公治作品は嫌いじゃありません。

瀬尾公治作品の主人公の性格は基本ダメなんですけど、基本的な針路が定まるとラブコメ的な紆余曲折はさておき、『涼風』の大和くんにしろ『君のいる街』の青大(はると)くんにしろ、職業的には意外と大成しています。

つまり、意外なことかもしれませんが才能面での凡人主人公はいないのです。まあ、本作の優くんについては良くわかりませんが、短期間の練習であれだけベースを弾けたらやはり凡人ではあり得ない気がします。

私は多少性格がアレでも「才能にロマンを感じる」タイプです。なので、瀬尾公治作品はそんなに相性は悪くないんだと思います。

…それはそれとしてタイトルにある「バンド×ラブコメ」ですが、マンガ作品では意外とたくさんある題材(とはいえ、たぶん少女マンガの方により多い)だと思います。

バンド文化というのが男女混ざっていてもわりと違和感がなかったり、けっこう簡単に別れたりくっついたりといったあたりでラブコメと相性が良いからじゃないかと思うのですが、そのあたりがちゃんと描かれていれば私は意外と付いていける人なので、本作には過度な期待を持たずそれでもウォッチしようと思います。

2017.3.26追記: 視聴を終わって
終盤3話ばかり、アニメでのオリジナル展開だったようです。賛否両論あるでしょうが、「わかりやすいラブコメアニメ」と思うのであれば、改変はアリではないかと思います。ただ、原作の展開が好きだという人には極めて評判が悪いんでしょうね。

バンド楽曲もなかなか良かったですし、「深みのある話」にはならなかったでしょうが、原作に思い入れのない私は満足して視聴を終えました。

あ、沙羅先輩が不憫キャラでしたが実は「優さんに一途」で個人的には報われて欲しいキャラです。まあ、原作的にも無理でしょうけど…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊「少年」マガジンに連載中の、「恋愛」ストーリーです

「WHITE ALBUM2」「NANA」などが好きな方は合うかもしれません♪

ちなみに私は、「涼風」は未視聴なんで、そこを踏まえてのレビューはできないっす。

また、原作は「読んでる」というより、「知ってる」程度(たまに立ち読みでパラパラ~)で、別にファンではないです。

《以下ネタバレ》

【各話感想】
{netabare}
1話目
恋愛モノです。古典的な感じが逆に新鮮。風夏は、ボーイッシュで積極的、最近のラブコメだと減ってきたヒロインですね。

2話目
う~ん、なんか思いっきりドロドロにさせようとしてるな~。ダブルヒロインか。あまり好きではないんですけどね。

3話目
足つったくらいで沈むか? なのに、気を失った男一人担いで岸まで泳ぐ体力ってw 展開が少女漫画みたい。

4話目
Twitterやら裏垢やら普通に出てくるのに、時代を感じるな(汗) ヘッジホックス? 大ファンなら気づこうや(苦笑) う~ん、ベースのことといい、「アニメだから」で全て許されると思うなよ(笑)

5話目
楽器って、バンドって、そんなに甘いもんなのかい? 沙羅先輩、急にキャラが変わった(笑) なんだ、良い人なんかい(笑) なんだ? 天才か? そんなすぐに形になるもんかい?

6話目
おいおい、家族(父)との別れより、好きな人との別れが辛いのかい(苦笑) ダブルヒロインがダブルで男前なのね(笑) デリカシーの無さ、ハンパないな
w 小雪、健気(涙) アイドルが銭湯に入るのに気を使う細やかさは良い。サービス回w

7話目
まあ、プロ意識の欠如としか言えないが。ベッキー及び矢口にも見せてやりたい(笑) お~、なかなか良い展開。今のところ小雪派だな、アニメではどうせ風夏に負けるんだろうけどw

8話目
う~ん、小雪の軽率さが、なんかウザく感じたな~。なんか、バンドリとカブる展開(笑) この時点では、少し風夏派。話数を重ねるごとに、ヒロインの好感度が入れ替わるのは、ダブルヒロインの王道ですね。あと、優の中途半端な優しさも腹立ってきた(笑)

9話目
優君、コウモリ君ですな~。まあ、優君的には小雪を励ましたかったんだよね。

10話目
原作組にとっては、衝撃の展開。さあ、どう帰着させる?

11話目
優の根性のなさに、イライラするわ! だったらハナから小雪に優しくするな、と。普通に小雪とバンド結成した方が幸せだと思うが……。メンバー骨折中に新メンバー誘うとか、マジ、ゲスバンドw

12話目
いや、ダメでしょう。バンドに戻っちゃ。ソロデビューに向かって、すでに色んな大人が動いてると思うんだけど。バンドのメンバーが怒るとか怒らないとか、そんなレベルじゃなく。(EDでバンドのデビュー決まりましたが、だったら最初からそれで良いやん、と)
{/netabare}

【視聴終了】
{netabare}
漫画にするときにトップレベルの難しさがあるのに、音楽モノがあると思います。当然、音は漫画に描けないからです。

その点、アニメは(声優さんのレベルの劇的な進化もあり)得意なジャンルですね。でも、原作ファンからすればハードルが上がるわけで、その想像を越えていかなければならない難しさもありますね。

肝心の音楽、ですが、これはLynnさんや早見沙織さんの歌唱力もあり、なかなかの出来に。これに関して「は」、原作ファンも満足では?

た、だ、し。ストーリーに関しては別。詳しくは下記の原作ネタバレに書いたけど、あり得ないと思いました。これ、絶対に2期できないでしょ?

特に後半は、各キャラの勝手さに腹がたちました。特に優。大事な時にはなにもしないくせに、タイミング逃してから自分勝手に動くとか、小雪に対する、自分勝手な対応とか。

それに、サラ先輩や真琴はまだ良いとして、那智先輩はバンドに戻っちゃダメでしょ。陸上の特待生なのに、バンドやるとか条件によってはoutだし。もしこれで音楽に集中する(陸上部辞める)なら、高校のコーチの顔も潰すことになるよ。その後、後輩たちもその大学にとってもらえなくなるし。我が儘が過ぎると思います(この点は、私自身が剣道で大学にいっている関係もあり、厳しい評価です。特待生だから競技以外は何もするな、なんてわけではないですが、息抜きレベルではないのなら別です。両方本気でやるのなら、多分、二足のわらじで出来るほど甘くないと思います、陸上も音楽も。なんか、陸上や音楽を軽く扱っている気がして、門外漢ながら不愉快でした)。

うん、やっぱり全体を通し、音楽を馬鹿にして(軽く扱って)いる感じがしました(まあ、音楽アニメではなく、恋愛アニメだけどね)。

最後、風夏がバンドに戻ってくるのは予定調和だけど、それってかなり沢山の大人に迷惑かけてない? 違約金とかあるんじゃない?

アニメに合わせて原作を変えるのが全て悪だとは思いませんが、程度があると思います。自分的にはこの作品はoutです。アニオリ展開入ってから、明らかにキャラがぶれているというか、無理があると感じましたし、作品の根幹を変えていますからね。

まあ、原作で悲しい思いをしていたファンにとっては、救いのあるラストとも言えるのでしょうが。
{/netabare}

【総評】
ラブコメというよりは、わりと真剣な恋愛アニメ。ただし、あくまでターゲットは中学生の男子って感じです。良く言えば純粋でストレートな恋愛感情と表現、ストーリー。悪く言えば、深みや苦味の点で物足りなさを感じます。

まあ、現在進行形で少年の方と、今でも少年の心を持ち続けられている大人の方にはオススメできるっすね♪ ⬅「これはあくまで、アニメ限定の感想です」

【余談(成増懐かしいな♪)】
{netabare}
成増、懐かしいな~。東武東上線ですね。学生時代に友達が住んでいて、よく行ったな~。成増を自信満々で東京って言い切るところが、素敵♪ (東京に詳しくない方もいると思うけど)成増は埼玉と東京の県境にある駅です。東京都民の中にも、埼玉だと思っている人も多いのでは?(失礼)w ちなみに、モスバーガー発祥の地で、1号店があったりします。石橋貴明さんの出身地としても有名ですね。あと、昔駅前のスポーツジムに行ったら、北島康介さんが来ていました(マジ)。あとは、特にな~んの特徴もない、極めて平凡で素敵な街です♪
{/netabare}

【余談2 原作ネタバレにつき、視聴注意】
{netabare}
このアニメ、原作のネタバレして観るかどうかで、味わい方が180度違うと思います。原作では{netabare}メインヒロインと思われていた秋月風夏が、10話の交通事故で死ぬ{/netabare}という衝撃の展開です。それを知った上でこのアニメを観ると、{netabare}1話からの全てが切なく、尊く、眩しく{/netabare}なります。そこら辺、描こうと思えば間違いなく2期前提になりますから、アニメでは仕方ないのかもしれない。でも、ここまで大きく変えてしまうと、2期は100%できない。だとすると、じゃあなぜこの漫画をアニメ化したの? と思ってしまう。まあ、2期を完全オリジナル展開でやる気概があるなら、後日、謝りますw{/netabare}

【追記 原作ネタバレ2】
{netabare}
さて、風夏が生きてることが賛否を呼んでいますが、他の方のレビューを拝見し、この展開を「原作者サイド」から要望したことを知り、「それならアリかな」とも思いました。まあ、アニメで亡くなったヒロインを、どんなカタチであれ生かしてあげたいっていう、ファンや原作者の心理も分かります(なので、評価を+1しました)。

つまりこの作品は、一種のアナザーワールドなんですね。

ふと思ったのは、第10話の改変は、尺的に視聴者が「悲しい気持ち」のまま終わるのを防ぐためなんだろうけど、アニメで完結させる時、第10話の交通事故のシーンを1話にもってきて(風夏がなくなるバージョン)、その後、バンド再結成までを魅せられれば、2期にも繋がったし、悲恋の物語として、ちゃんと成立できていたんじゃないかなぁ、と。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夏の風のような女の子と白い雪のような女の子と普通の男の子の恋愛模様…バンドもあるよ

個人的にこの作者の作品が苦手です。涼風にしても君町にしても、読み終わった後のモヤモヤ感がスゴいことになります。
この作者の描き方が合わないのでしょうね。
・ヒロインはきれいなショートの子ときれいなロングの子が極端な性格で現れる。
・最初は明るい感じで「ラブコメ?」と思わせておいて、途中で「どうしてこうなる?」「どうしてこうなった…」と追い込む。
・最後は「何だったんだ…」となる。
・主人公は必ずふらついてイライラさせる。
こんな感じです。

アニメは君町だけ見ましたが、無理やり1クールにまとめたもんだから、かなりキツイ出来になっています。心情や心の変化をすっ飛ばしているので、ヒロインが単なるビッチにしか見えず、主人公もバカ男に仕上がってしまいました。

風夏はもいい感じで始まりましたが、どう展開するんでしょう…。どんな展開になろうとも見届けます。

【全話終了】
夏風と優、小雪の三角関係の展開に見えて、風夏も優もは最後の方まで本心に気づかなかったということで、三角関係ぽいといったほうが良いかもしれません。ラブコメと恋愛の中間ものという感じがする展開でした。

キャラでは沙羅がお気に入りです。登場時の無愛想な感じが一転して普通に可愛い子になるギャップと、演奏時のカッコ良さに魅力を感じました。もう少し出番が欲しかったです…。

バンド感は同時期に放送していたアイドル系バンドものより圧倒的に出ていたと思います(比べるのも間違っている気もするが…)。中の人たちの歌声はもちろんのこと、曲も良かったし、演奏シーンも頑張っていたと思います。

問題は…というか、原作を大幅改編した結末をどう捉えるか、ここで評価が全く違ってきます。ネットで話題になっていたので、そこを読んでみたのですが、成る程…。原作通りなら二期ないと無理ですね。でも、個人的にはアニメの方がしっくりきました。途中のレビューでも書いたとおり、この原作者の作品はモヤモヤたっぷりで苦手です。まとめ方としては一期で終わらせるにはこれが一番なのではないでしょうか。原作ファンはお怒りでしょうけど。

恋愛物好きな人にお勧めですが深くはないので、軽いものが好みだという方に合うと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27
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